マドリッド・闘牛物語

8月21日早朝。慣れ親しんだポルトを離れて、スペインの首都、マドリッドへやってきました。


ここでの目的はそう!闘牛を見ること!!!

念願だった闘牛観戦、無事果たせましたーーーー



とその前に、21日に行ったセゴビアのご紹介をします〜




まずセゴビアとは、マドリッドからバスで約1時間のところにある都市。
歴史的に重要な建築物が多く、世界遺産に登録されている都市であります。


まずこの都市にある大きなローマ水道橋。
こちらも世界遺産に登録されていて、なんと



年に造られて、約100年前まで実際に使われていたというから驚き。



壮大な水道橋、見事であります。



そしてカルカサルというお城。
ここはディズニー映画『白雪姫』のお城のモデルになったところです。

とっても綺麗で可愛らしいお城でした。



23日はクエンカという巨大な絶壁の上にある町を見に行ってきました。
こちらも世界遺産でございます!!!

こちらは「宙づりの家」と呼ばれています。
まさに宙につられたように建てられた建物。

この風景、なんとなくトルコのカッパドキア思い出した。






そして待ちに待った22日!
やってきました、日曜日!!!!

夜から始まる闘牛のために1時間の昼寝も確保して、体調万全でいざ闘牛場へ!!!
今回は久々に日本人宿にお世話になっていて、たくさんの日本人仲間と一緒に会場へ向かいます!



綺麗な門構え。


チケットは一番遠くの席でしたが、500円くらいで買えるんです。




〜ここからは実況形式でお伝えします〜



牛が登場してきます〜


まずは若手の闘牛士がピンクの布を持って牛を興奮させます。


闘牛士VS牛

の戦いかと思っていたら、


多数の闘牛士VS一頭の牛

の戦いであった。
確実に牛が不利な状況であります。



牛を威嚇して興奮させた後、まず一回目の一突き!


これは馬に乗った人が牛の背中めがけて槍を突き刺します!!!


牛も負けじと馬に向かって猛突進!

馬も牛の突進に耐えるが、時々馬力もむなしく馬も倒れこんでしまう・・・・



背中を刺されて弱ってきた牛に、体力・精神力を回復させる興奮剤を突き刺す。

これでさらに牛が興奮する。


最後、牛との戦いを挑むのは闘牛士のボス!
ボスは他の闘牛士と違って、真っ赤な布を手に牛を威嚇する。


牛も負けじと角で闘牛士を攻撃する。



観衆もたたずをのんで見守る・・・



そしてボス闘牛士によるとどめの一発!!!
長い槍を背中から内臓まで突き刺す!!!



牛も最後の力を振り絞って戦おうとするが、健闘むなしく地面に倒れこむ。



最後は管楽器演奏による音楽と共に、三頭の馬に引かれて敗れた牛が去っていく・・・





そしてこの戦いは6回続いた・・・





闘牛・・・・


観戦する前までは
闘牛なんて、牛を殺す見世物だ。
なんて考えもあった。
動物愛護の観点から、闘牛は廃止の方向に向かってもいる。


しかし!!!

やっぱり長いこと続いてきたスペインの国技だけあって、酷さの中にも面白さがある。
野生に近い状態で育てられて、闘牛で戦う牛として育てられた彼ら。
そんな彼らに命を掛けて挑む闘牛士
狭き門を潜り抜けた一流の闘牛士でさえも、突進してくる牛から逃げまとうこともある。
牛を一発で射止めることが出来なかったときは会場からのブーイングが起こる。



闘牛・・・奥が深かった!!!



みなさんは闘牛についてどう思いますか?






今日はいよいよトマト祭りの前夜祭です!!!

準備万端で望みたいと思います!!!


ではまた会いましょう!

HAVE A NICE DAY☆