オーケストラ鑑賞 INプラハ
この街もヨーロッパの町並みがとっても美しい!
プラハの町を色々と紹介したいんだけど、今日はその前に、余韻と感動が残っている間に書きたいことがあります!
22日、町をフラ〜っとしていると、街中にコンサートホールらしき素晴らしい門構えの建物を発見!
もちろん中へ入ってみると・・・・
今日の夜にクラシックコンサートがあるという。
クラシックコンサートにも色々あるけど、どんな種類なんだろう。
いろいろ説明を聞いたけど、どうやらオーケストラで、歌も歌うらしい。
ヴィバルディーの曲をやるらしい。
ヴィバルディーって人はかろうじて知っていたので、人生初のオーケストラ鑑賞に挑戦することにしました!
値段は日本円で2300円くらいだし。
まあこれくらいなら挑戦してみる価値あるな。
そして開演は夜の7時だったので、再度出直すことに。
そして7時前。
会場前にはレディース&ジェントルマンばかり!
レディースはみんな綺麗にドレスアップして、
ジェントルマンは袖のある服でしっかり決めている。
私ときたら、タンクトップに短パン、サンダル。
おまけに日焼けして真っ黒の肌ときた。
ちょっと場違いで、周りの目を気にしてもおかしくないとこだけど、
ここは二ヵ月半の旅で鍛えて身に付いた、羞恥心を捨て去った心とともに早速会場内へ。
しかも私の席はというと!!!!
前から4番目の列!!!!
こんな間近で見れちゃうのー?!?!?!
ドキドキしながら席に着く。
周りを見渡すと、メガホンかと思いきや、でっかい望遠鏡を装着したカメラマンもスタンバイしている。
開演のブザーとともにオーケストラのみなさんが登場してくる。
その後すこし時間をずらして入ってきた指揮者は、なんともいえないオーラがある。
ウォーーーー!!!!
すごい迫力!!!!
テレビや音楽で聞くのとは訳が違う!!!
オーケストラの音楽がズドンと体の中に入ってくる!
と同時に、この凄さと迫力に自然と涙がこぼれ落ちた。
感動した!!!
オーケストラっていうのはこんなにも凄いものか!!!
そのあと、テノールやソプラノの歌手も出てきて大迫力の声量で会場内をビンビンに響かせる。
一人の声が、後ろのオーケストラの楽器の音に負けていない。
なんていう声量だ。
ただ声がでかいんじゃない。
うわーーーーーって心に響いてくる声量。
ぽっかり空いた口を何度となく閉め直す。
二時間のコンサートも終盤に入り、曲もかなり盛り上がって、歌手も、指揮者も、演奏者も、皆のボルテージが最高潮に上がりきる。
そして曲が終わり、会場内が一つにまとまった時、
観客の一人、また一人と立ち始め、拍手喝采のスタンディングオーベーションに包まれる。
もちろん私も周りの様子を伺いながらスタンディングオーベーションに参加する。
あーこれが憧れのスタンディングオーベーションか・・・
自分が今、スタンディングオーベーションに参加していることが、なんとなくおかしくなり、ちょっと顔がニヤケてしまう。
アンコールの演目も終了し、二時間のコンサートもあっという間に終わった。
あー、私は今ヨーロッパにいるのか。
なぁんてまたまたもの思いに耽る。
優雅なヨーロッパ紀行文でした♪
ではみなさんごきげんよう。