初体験

私は今朝、ジャイプルという町に着きました。


24日


実は結局ババジーと会うことが出来なかったのです。

ということで、急遽予定変更して、インドを南下してきました♪

ギュウギュウ詰めの列車に揺られること12時間、インド人のパワフルさと堂々たる態度に圧巻です汗







インドには物乞いの人たちがたくさんいます。


ババジーと会ったバラナシでは、毎日、この酷暑のインドで、
ガンジス河沿いにたくさんの物乞いの人たちが列をなして、
巡礼に来る人たちにお金や食べ物を求めています。
物乞いの中には幼い子供の姿もあります。


全く同じ光景をヨガの町、リシュケーシュでも見ました。


私は最初、物乞いの人たちにただお金をくれることは、何の解決にも繋がらないって思ってました。



東南アジアでもたくさんの物乞いの人たちを見てきて、同じように思っていました。


でも、バラナシでもリシュケーシュでも、巡礼者や観光客が列を成している一人一人にワンコインを渡したり、
マンゴーや衣服をを一人一人に渡す姿を見て、





自分の力はなんて無力なんだろう・・・・・



っていう気持ちになりました。


物乞いの中の、たった一人の一食分の食事すらも援助できない自分の勇気の無さと、覚悟の無さと、無力さに





本当に落胆する




毎日、毎回、物乞いの人たちの隣を通り過ぎるたびに、
私に手を差し伸べて




「食べ物ちょうだい」



「お金ちょうだい」



ってやってるしぐさを、見て見ぬ振りして通り過ぎる・・・・




ほんとに自分は無力です・・・・・







そして私がふと思いついたこと。



物乞いの人たちと、同じ場所で寝てみよう!!!



ということで、23日の夜、駅のロータリーで野宿を敢行しました。



駅は物乞いの人たち以外にも、夜中の列車を待つ人たちがたくさんいて、
その中で私も新聞紙を敷いて、荷物を枕にして寝てみました。



夜は昼間ほど暑くはないけれど、昼間の日差しをアスファルトが吸収していて、
電気毛布のように地面が暑い・・・・


もちろん、蚊やハエもたくさん飛んでくる。



ついには牛に足を踏まれて起されたり、


警官に棒でつつかれて、


「盗難に気をつけなさい」


ってわざわざ起して言ってくる。


寝心地は決して良くはないけど、


なんとか睡眠はとれました。


でも、物乞いの人たちは雨の日も風の日も毎日これを続けてるんだな・・・


って思うと、ただの一日体験の私には物乞いの人たちの気持ちなんて分かる訳ないよね。



でも、自分にとって大きな体験で、意外とその気になればどこでも寝れるんだなって事に気づいた。








そして、今日移動してきた列車は、多分、お金を払えなくて乗ってくる人たちがたくさんいるスペースにお邪魔しました。



椅子なんてなくて、ただの倉庫みたいな所に、たぶん20人以上はいただろうな。



中には、物乞いの人、洋服が真っ黒に汚れちゃってる子供たち。
たぶんたくさんのインドの貧困層の人たちだろうな。
そんな人たちと一緒に移動させてもらいました。


雑魚寝をする人、たくさんの人が重なり合って、移動する。


ここに大きな荷物を持った外国人の私が来たことにみんな驚いただろうな。


わたしは大注目で、みんなの視線を浴びていました。



普段の電車移動では体験できないインドの一面が見れたことに感謝。



日本では絶対見ることが出来ない光景、インドにはたくさんあります。


インド旅行も残り2日になってしまいましたが、

残り2日、インド人に負けないように、



エンジョイなう



したいと思います♪



写真が少ない今回のBLOGにアイムソーリー。


最後にインドの女性は何でも荷物を頭で運んでしまう、という写真




ではHAVE A NICE DAY。